中津祇園 【 下祇園 】 平成7年 (1995) 堀川町踊車 車上芸能 ( 二葉舞踊団 )
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- Опубликовано: 16 сен 2024
- 大分県中津市 闇無濱神社
大分県指定無形民俗文化財「中津祇園」下祇園 三番車 堀川町踊車
平成7年(1995)7月27日(木)~30日(日)
中津祇園の曳車(祇園車)の車上では、古来から様々な芸能が奉納されてきました。
下祇園の堀川町踊車では、「二葉舞踊団」による舞踊が奉納されています。
木曜日・金曜日は町内を回り、御祝儀をいただいたお宅の前で御礼の意味を込めて舞踊を【披露】します。(2日間で約80か所)
一方、土曜日・日曜日は神事の一環であり、辻々に建てられた注連縄の下で舞踊を【奉納】します。(2日間で約45か所)
この映像は、平成7年度の御神幸における奉納の様子です。
※映像提供 Taru氏
※RUclipsの著作権チェックにより、舞踊シーンで音量が小さい箇所があります。
++++++++ 豊前国に分布する芸能舞台付きの「だんじり」++++++++
・舞台の上で芸能を披露する
・大人数で曳き回す
かつて、この2つの特性を持った「だんじり」が江戸期の大坂三郷で多数見られたといいます。
しかし、このような「だんじり」は、いつしか近畿圏の祭から徐々に姿を消し、曳行と彫物に特化した「だんじり」へと変化していきました。
一方で、御神輿と作り物の車が中心だった中津祇園(大分県中津市)では、1683年、栄華を好む中津藩主が大坂に祇園車を注文して、中津城下の代表であった豊後町に与え、後に各町が舞台付きの踊車を出すようになりました。
それが現在の中津祇園の基礎となった他、豊前地域一帯の曳車の出る各祭にも影響を及ぼしました。
豊前国における祇園車(踊車)は、江戸期の大坂型地車(だんじり)今に伝える、貴重な曳車と表現してもよいかもしれません。
参考:森田玲「日本だんじり文化論」(創元社)
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